もしかして五月病?
夏を思わせる暑さだったが、私はどこにも外出せず仕事へ行った。
最近、寝ても寝ても眠たいのである。
仕事から帰ってきて、死んだように寝て、ブログを書きながらウトウトするから昼寝をして、書き終えて参考図書を読んでいたら睡魔に襲われてまた寝て、仕事中、瞼が重くて目が明かなくなるほど眠気と闘い、そしてまた帰ってきてから死んだように眠るのだった。
なんなんだ、一体。
連休が明けて、本格的に仕事をしようと意気込んでいる中、こんなに眠たいんじゃ話にならないじゃないか。
一体どうしたっていうんだ。
五月病じゃないの?
それだ、私は思った。
そうか、五月病か。
調べてみると、五月病とは新人社員や大学の新入生や社会人などに見られる、新しい環境に適応できないことに起因する精神的な症状の総称であるとされている。
私は勝手に五月病というものをこう解釈していた。
温かくなってきたので、ついついやる気が起きず、眠くなってしまう症状のこと
ところが、そうではないようだった。
私が五月病だとしたら、一体原因はなんだというんだろうか。
新人でもない。新しい環境に適応できないということもない。
ただただ眠たいだけである。
寝ても寝ても眠たくて、生活に支障をきたすほどだ。
私は本来、どちらかというと眠れない体質である。
子供の頃から眠りが浅く、短かったが、社会人になって精神のバランスを崩した時なんかは16時間とか寝てしまうということもあった。
つまり、極端なのである。
眠れない時は、昼寝なんてとんでもないのに、眠れる時はいつでも寝れるくらい眠くて眠くて仕方がないのだ。
これは五月病なのだろうか。
昔からよく、授業中なんかに、寝てしまったりすると、
と言ったものだ。
でも改めて調べてみると、もっと深刻な意味合いの言葉だったので驚いた。
新人社員や大学の新入生や社会人などに見られる、新しい環境に適応できないことに起因する精神的な症状の総称。
つまり、4月に入社入学したものの、新しい環境に適応できず、疲れが出てくるのが5月ということなのだろう。
私は一体何に疲れているのだろうか。
ざっと見渡しても疲れの原因が見当たらないのだ。
仕事も人間関係も、特に問題は無いし、金銭的にも特に困っているわけでもない。
強いて言えば、眠たくて仕事にならないことが悩みくらいだろうか。
最近、お店でもたまに注意される。
ピシャリと叩かれて、レンちゃん、寝てますよと言われるのだ。
目薬持ってきたら?スッキリするよ
心配してくれてありがとうございます。
全く、仕事中に寝るなんて、何をやってるんだか。
やる気がないのがバレバレじゃないか。
いやいや、やる気の問題か?
どうしても耐えることができない睡魔に襲われることは、やる気とは関係ないような気がする。
以前、多摩川競艇場で働いていた頃も、日中激しい睡魔に襲われて、私は立ったまま寝ていたことが何度もある。
あんな人混みで、立ったまま寝れるのかと不思議がられたが、耐えることが困難な睡魔に襲われることがごく稀にあるのだ。
あの頃も、よく警備のおじさんに起こしてもらっていたものだ。
レンさん、寝てますよ
すみません
一度は起きるものの、またまた睡魔に襲われるので、そのやり取りは一日のうちに何度も繰り返されたのだった。
この頃が五月だったかどうかは覚えていない。
ただ、症状がとてもよく似ているので思い出したのだ。
五月病なのかな?
ただの眠り病なのかな?
単なる気の緩みなのかな?
やっぱり五月病ということにしておこう。
破壊から再生へ
〜母親からの虐待がんトラウマからの解放と自由への招待〜